2009年9月19日土曜日

ZOMBIE HUNTER

- 西暦199X年 - 人類は危機に瀕していた。




ある日の夜、死者が甦り、街を彷徨いだしたのである。
死者は魂の渇きを癒すかのように次々と生者を襲い、襲われた人々も次第と『生ける屍』と化し、生者を襲い始めたのだった-



科学者が開発した新種の細菌が原因だとか、軍の秘密兵器、はたまた宇宙人の仕業や悪魔の仕業など、トンデモ系な噂までもが流れたが、その、真の理由を知る者は誰もいなかった…



『生ける屍』-リビング・デッドを再び安らかなる眠りへと還すには頭部を破壊するか首を切断する他ない。









西暦20XX年4月-



私の名前はマオ・ウルフドッグ。
リビング・デッドを狩ることを生業とする賞金稼ぎ(ゾンビ・ハンター)だ。



私は南西部のとある片田舎で生ける屍共が大量に発生した、との噂を聞き付けた。



噂話は賞金稼ぎが集まる薄汚いバーで囁かれていた。


私は前の仕事が成功に終わり、ささやかな祝杯をあげて、しこたま飲んでいたので記憶は曖昧だったのだが…




しかし…もしその噂が本当なら大金を稼ぐチャンスだ!



熱いシャワーを浴び、体内のアルコールを抜いた私は愛車フェアレディZ-432を駆り、場所も真偽も定かではないその町を捜して国道を西へと向かった。








辿り着いたのは人の気配もなく、ひっそりと静まり返った町。



夕闇に浮かぶ巨大なサイロが静かに私を迎えた。それとも、私の前に立ちはだかっているのだろうか?




かつてはこのサイロが町の産業の中核だったのであろう。
現在は使う者もなく、まるで神の鉄槌が下ったバベルの塔のようである。








陽もすっかり落ち、月のない夜が迫る頃、辿り着いたのは小高い丘に立つ巨大な廃校舎であった。





夜は彼等の活動する時間。
これから朝日が昇るまでの時間は、彼等の支配する世界へと変わる。







生ける屍共が潜んでいるとしたらここなのだろうか…?


風に乗って届く、微かに聞こえる忌まわしき呻き声と鼻をつく腐臭が彼等の存在を肯定している。



狩りの前に必ず感じる、肌が粟立つ感覚。
体内で急生産されるアドレナリンがアルコールに似た高揚感を私に与えてくれる。



私は生きてこの町を出ることが出来るのだろうか?



生きて出られれば私には高額の報賞金とゾンビ・ハンターとしての名声が待っている。
死ねば彼等の仲間入りだ。



DEAD or ALIVE



さぁ、狩りの始まりだ!!







ロケ地:Cellar Proper
*注意:ゾンビは出ません。ただの廃校舎です(笑

Bloggerに引っ越しました


こんにちは、MAO Amaterasuです。
まおまお と呼ばれています^^


ソラマメ規約変更に伴い、こちらに引っ越しました。

Second Lifeでの日々の生活や物作りなど書いていこうと思います。

また、私のSHOP、月讀 (つくよみ)の商品情報も掲載予定です。
(現在はSHOPが入っていたSIMが凍結状態なのでしばらくはXSLで展開予定…)



インワールドでは黒猫団というグループを立ち上げています。
また、リリアン女学園という場所でお友達とおしゃべりしたり部活動を楽しんだり…
他にも車やバイク、飛行機に乗ったり、銃を撃ってみたり、ショッピングや観光をしたりしています。
レトロなデザインが好きなので、乗り物は1900~1970年代が好きw



最近は自分の土地で建物を造ることに嵌っています^^



どうぞよろしくねん♪